知的財産局より公表された2019年特許出願件数上位100社の統計によると、台湾及び台湾以外の法人で上位100社にランクインした科学技術企業又はメーカー,台湾学校及び研究機構は昨年と比べて大きな変化はなかった。台湾法人上位100社の発明,実用新案の出願件数はそれぞれ8%、10%成長したが、意匠出願は22%の減少となった。また、台湾以外の法人上位100社の発明,意匠の出願件数は2%、50%成長したが、実用新案は50%の減少となった。なお、台湾法人では発明と実用新案の出願が多いのに対し、台湾以外の法人の出願は、主として発明、次いで意匠となっており、実用新案は件数が極めて少ない。各法人の出願件数の統計を以下のとおり整理する:
台湾出願人上位10社:
| 出願人 | 件數 |
|---|---|
| 1位TSMC(台灣積體電路製造股份有限公司) | 1,333 |
| 2位ACER(宏碁股份有限公司) | 565 |
| 3位 AUO(友達光電股份有限公司) | 553 |
| 4位 ITRI(財團法人工業技術研究院) | 385 |
| 5位 Mediatec(聯発科技股份有限公司) | 356 |
| 6位 Realtek Semiconductor(瑞昱半導體股份有限公司) | 333 |
| 7位 Hon Hai(鴻海精密工業股份有限公司) | 200 |
| 8位 China Steel(中國鋼鐵股份有限公司) | 195 |
| 9位 Compal Electronics(仁寶電腦工業股份有限公司) | 193 |
| 10位 WISTRON(緯創資通股份有限公司) | 192 |
台湾出願人上位100社に25校の台湾学校がランクイン
- 上位3校は、
遠東科技大学183件、台湾城市科技大学181件、長庚科技大学131件で、いずれも主な出願は実用新案であった - 発明特許出願件数の上位3校は、
国立清華大学88件、国立交通大学78件、国立成功大学70件であった
台湾出願人上位100社にランクインした研究機構
財団法人工業技術研究院385件、財団法人金属工業研究発展中心77件、国家中山科学研究院63件、財団法人紡織産業綜合研究所60件、財団法人資訊工業策進会57件、行政院原子能委員会核能研究所49件、中央研究院45件
台湾出願人上位100社にランクインした銀行8行
台湾銀行178件、中国信託銀行76件、彰化銀行76件、華南銀行66件、兆豊銀行66件、土地銀行60件、合作金庫54件、第一商業銀行50件
台湾以外の出願人上位10社
| 出願人 | 件數 | 出願人 | 件數 |
|---|---|---|---|
| 1位 アリババ・グループ・サービス | 850 | 6位 コーニング | 340 |
| 2位 アプライド・マテリアルズ | 663 | 7位 サムスン電子 | 310 |
| 3位 クアルコム | 582 | 8位 東芝メモリ | 299 |
| 4位 東京エレクトロン | 496 | 9位 LG化学 | 273 |
| 5位 日東電工 | 403 | 10位 富士フイルム | 266 |
特許出願件数を見ると、2019年の台湾及び台湾以外の法人の上位3社は、いずれも件数が500件を超え、そのうちTSMCは唯一、発明特許の出願件数が1,000件を超えて第1位となった。大手半導体メーカーのTSMC(昨年から41.2%増加)、アプライド・マテリアルズ(昨年から51.7%増加)の特許出願はともに二桁成長となった(ただし、クアルコムは昨年から42%減少)。

