2019年の台湾発明特許出願にかかるAEP及びPPH申請件数の統計について

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台湾の発明特許出願については、早期審査作業方案(AEP:Accelerated Examination Program)又は特許審査ハイウェイプログラム(PPH:Patent Prosecution Highway Program)に基づいてAEP又はPPHを申請することができる。知的財産局の2019年統計によると、AEP及びPPH申請は、台湾籍出願人と外国籍出願人がそれぞれ半数を占め、アメリカ籍出願人及び日本籍出願人によるPPH申請件数はAEP申請件数よりも多い。2019年のAEP申請件数は312件で、2018年と比較して8.77%減少し、台湾籍出願人と外国籍出願人の申請件数はそれぞれ12.57%、4.79%の減少であった。一方、PPH申請件数をみると、台湾-アメリカ及び台湾-日本のPPHともにわずかに減少したが、台湾-韓国のPPH申請件数は増加した。2019年の発明特許出願にかかるAEP及びPPH申請件数及びその審査期間は下表のとおりである。

2019年AEP申請件数の統計
AEP申請件数事由1事由2事由3事由4合計(%)
台湾出願人の申請件数20311713153(-49%)
台湾以外の出願人の申請件数13413111159(-51%)
合計(%)154(49.35%)16(5.12%)128(41.02%)14(4.48%)312(100%)
初回通知までの48.7日46.8日81.4日75.8日
平均期間約1.62ヵ月約1.56ヵ月約2.71ヵ月約2.53ヵ月
査定までの平均期間150.1日
(約5カ月)
182.9日
(約6.1ヵ月)
204.9日
(約6.83ヵ月)
219.7日
(約7.32ヵ月)

備考:
事由1 –対応する外国出願が外国特許庁の実体審査を経て、特許査定されたもの
事由2 –対応する外国出願が米国,日本及び欧州特許庁の審査意見通知書及びサーチレポートの発給を受けているが、審査結果は出ていないもの
事由3 –ビジネスの実施上、必要とするもの
事由4 –グリーンエネルギー技術に関するもの

2019年PPH申請件数の統計
PPH協定国台湾-アメリカ台湾-日本台湾-韓国
PPH申請件数45542737
初回通知までの平均期間47.4日 (約1.58ヵ月)
査定までの平均期間118.5日 (約3.95ヵ月)

備考:
アメリカ、日本及び韓国以外に、スペイン、ポーランド及びカナダも台湾とPPH協力協定を締結しているが、2019年にPPHの申請はなかった。

2019年の一般の発明特許出願にかかる初審初回通知までの平均期間8.4ヵ月及び査定までの平均期間13.6ヵ月と比べると、AEP及びPPHの審査期間は十分に短縮されているため、特許による保護を早期に受けるためにこれらの制度を利用するのが得策といえる。

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2019年の台湾発明特許出願にかかるAEP及びPPH申請件数の統計について