特許早期審査(AEP)申請統計(台湾)

特許早期審査(AEP)申請統計(台湾) 1

台湾では「特許早期審査の運用方案」(AEP)が2009年1月1日から1年間試行され、2010年1月1日に正式に施行された。

早期審査を申請できる事由は当初3項目であったが、2014年1月1日からはグリーンエネルギー技術に関する発明も認められるようになった。更に、2015年12月3日に知的財産局は産学官連携による特許出願も事由3に基づき早期審査を申請できることを公布した。早期審査を申請できる事由は以下の4項目である。

  • 事由1:対応する外国出願が外国特許庁の実体審査を経て、特許査定されたもの。
  • 事由2:対応する外国出願が、米国、日本、欧州特許庁の審査意見通知書及びサーチレポートの発給を受けているが、審査結果は出ていないもの。
  • 事由3:ビジネスの実施上、必要とするもの(産学官連携による特許出願も含む)。
  • 事由4:グリーンエネルギー技術に関するもの。

台湾知的財産局は、2017年の早期審査の申請情況を発表した。以下は発表された統計の和訳である。表1は比較のために2015年、2016年の統計も入れた。

公布日:2018年1月9日

表1 2015年、2016年及び2017年 早期審査の申請件数
    ※「事」は事由の略

台湾籍申請人外国籍申請人
事1事2事3事4合計事1事2事3事4合計総計
201512831353630226018100288590注1
20166311402422816410153192240注2
201747410731189162733175364注3
単位:件
  • 注1:不適格申請の28件を含む(事由1:12件、事由2:3件、事由3:11件、事由4:2件)
  • 注2:不適格申請の23件を含む(事由1:4件、事由2:1件、事由3:13件、事由4:5件)
  • 注3:不適格申請の18件を含む(事由1:6件、事由3:5件、事由4:7件)

2017年 申請人の国籍 上位10ヶ国

順位国名事由1事由2事由3事由4合計
1台湾47410731189
2日本7630079
3アメリカ3200133
4オランダ1400014
5ドイツ90009
6イタリア42006
7イギリス60006
8スイス11204
9ベルギー30003
10韓国20013
単位:件

表2 早期審査申請に対する、第1回目の回答(審査意見又は審査決定)までの平均日数

申請事由早期審査申請時期第1回目回答までの平均日数
事由12017年12月末まで71.1
事由22017年12月末まで79.4
事由32017年12月末まで129.7
事由42017年12月末まで97.2
(単位:日)

注記:

  • 事由1は2009年1月から2017年12月末までの平均。
  • 事由2と3は2010年1月から2017年12月末までの平均。
  • 事由4は2014年1月から2017年12月末までの平均

表3 事由1及び2における、対応出願の出願国 (2017年1月~12月)

国名事由1事由2合計割合(単位:%)
アメリカ116512152.84
ヨーロッパ特許庁3764318.78
日本4214318.78
中国7073.06
韓国5052.18
ドイツ4041.75
オーストラリア3031.31
シンガポール1010.44
イギリス1010.44
合計21712229100
単位:件

注:上記中、8件は複数の対応出願に基づく申請。

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特許早期審査(AEP)申請統計(台湾)