台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化

台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化 4

台湾知的財産局(TIPO)は2020年における台湾発明特許出願の審査速度を公表した。それによると、発明特許出願の初審審査での「初回通知までの平均期間」は、8.7ヵ月、「査定までの平均期間」は13.9ヵ月で、近年の水準を概ね維持した。一方、実用新案出願の「査定までの平均期間」は2.2ヵ月、意匠出願の初審での「初回通知までの平均期間」は6.2ヵ月、「査定までの平均期間」は7.4ヵ月で、これらの期間も概ね安定している。

発明特許出願の「初回通知までの平均期間」及び「査定までの平均期間」に関して、過去8年間のTIPOと日本特許庁(JPO)の審査効率を比較すると、TIPOとJPOの審査速度はほぼ同じ水準となっている(下表参照)。

台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化 5

「初回通知までの平均期間」:実体審査請求から初回通知書発行までの平均処理期間
「査定までの平均期間」:実体審査請求から査定書発行までの平均処理期間

台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化 6

近年、TIPOの発明特許出願にかかる審査速度がここまで迅速化した理由としては、作業の電子化に加え、「審査待ち案件削減プロジェクト」を積極的に推進して審査の人的資源を拡充し、「発明特許加速審査作業方案」(Accelerated Examination Program, AEP)及び「特許審査ハイウエイ」(Patent Prosecution Highway, PPH)を推奨するなど、継続して多角的に改善に取り組んできた成果であると考えられる。

台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化 7
台湾発明特許の審査速度が、4年連続で安定して迅速化