台湾知的財産局(TIPO)が公布した台日PPH (Patent Prosecution Highway, 特許審査ハイウェイ)申請件数の統計によると、その割合から見てCOVID-19感染症の影響はなく、安定したものとなっている。

台日PPH MOTTAINAIプログラムとは、先行審査庁(Office of Earlier Examination:OEE)で特許査定可能と判断された請求項を有する出願について、出願人がこのプログラムの簡易な手続きに沿って申請をすることで、後続審査庁(Office of Later Examination:OLE)における出願で早期審査が受けられるというものである。PPH MOTTAINAIの基本精神は、重複した特許検索と審査にかかる浪費を回避することにある。
もし日本特許庁(JPO)からの直近の審査意見通知において特許査定可能と判断された請求項が明確に示されていた場合、特にJPOの審査意見通知に、
特許査定可能
“<拒絶の理由を発見しない請求項>
請求項__に係る発明については、現時点では、拒絶の理由を発見しない”
と明確に示されている場合には、TIPOにPPH申請をすることで、台湾の特許を速やかに受けることができる。そして、前記日本特許庁からの審査意見通知には次のものが含まれる:
- 特許査定書(Decision to Grant a Patent)
- 拒絶理由通知書(Notification of Reason for Refusal)
- 拒絕査定書(Decision of Refusal)
- 審決書(Appeal Decision)

