「2021年台湾における特許出願件数上位100社の統計」について

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台湾知的財産局より公表された2021年台湾特許出願件数上位100社の統計によると、台湾及び外国法人において特許出願件数が最も多かったのはTSMC(台灣積體電路製造股份有限公司)であった。TSMCは3年連続で1,000件を超える発明特許を出願し、2021年の発明特許出願件数は1,950件に達し、その増加率は78%であった。外国法人を見ると、クアルコムも二桁増加しており、さらにサムスン電子は98%の大幅増加となった。また、2021年の台湾発明特許出願49,116件のうち、外国法人の出願件数は12,335件(25%)で5%増加、台湾法人の出願件数は9,179件(19%)で、そのうち台湾企業と研究機構の発明特許出願の増加率はそれぞれ17%、11%であった。知的財産局より公表された統計を下表にまとめる。

2021年特許出願件数上位100社の統計

特許の類型発明実用新案意匠
台湾法人企業7,360件(↑17%)1641件(↑ 3%)571件(↓ 5%)
学校1,208件(↓ 5%)701件(↓20%)123件(↑ 41%)
研究機構611件(↑11%)15件(↓70%)4件(↑100%)
台湾以外の法人(主に企業法人)12,335件(↑ 5%)148件(↑ 3%)1,666件(↑ 6%)

台湾法人の出願件数の統計

企業
TSMC(台灣積體電路製造股份有限公司)1,950件、AUO(友達光電股份有限公司)471件、ACER(宏碁股份有限公司)462件、リアルテック・セミコンダクター(瑞昱半導體股份有限公司)442件、南亜テクノロジー(南亞科技股份有限公司)290件、メディアテック(聯発科技股份有限公司)261件、インベンテック(英業達股份有限公司)233件、中国鋼鉄(中國鋼鐵股份有限公司)211件、デルタ電子(台達電子工業股份有限公司)205件
学校:
実用新案-台北城市科技大学163件、遠東科技大学76件
発明-国立陽明交通大学135件*、国立成功大学102件、国立台湾大学86件、国立清華大学86件、國立高雄科技大學64件、国立台湾科技大学62件
研究機構:
財団法人工業技術研究院404件、財団法人金属工業研究発展中心89件、行政院原子能委員会核能研究所47件、中央研究院45件、財団法人資訊工業策進会45件 (以上5機構いずれも主として発明特許出願)
銀行:
兆豊銀行165件、中信銀行155件、合作金庫144件(以上3行いずれも実用新案が多い)
*国立陽明交通大学は2021年2月1日に国立陽明大学と国立交通大学が合併されてできた大学であり、
国立陽明大学と国立交通大学の2020年発明特許出願件数はそれぞれ22件、86件であった。

外国法人の出願件数の統計

発明(上位10社)-クアルコム845件、アプライド・マテリアルズ758件、日東電工529件、サムスン電子510件、東京エレクトロン463件、キオクシア457件、住友化学276件、ASML(オランダ)265件、富士フィルム262件、ディスコ225件
意匠(上位5社)-ハリーウィンストン196件、PSAオートモービル173件、フォードグローバルテクノロジー137件、BMW90件、アップル84件
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